移動することで人生が変わった
移動というものを人生の軸にすることで、全てが変わった
僕は人生の中に「移動」を取り入れることをオススメしています。
それだけで全てのパフォーマンスやマインドが大きく変わります。事実、僕がそうだったように。
特に、「なぜだか分からないけれど、毎日が憂鬱に案じる」「じっとしてイラレrない」「毎日が退屈」このように感じている人は、ぜひ可能な限り、出来るだけ、人生に移動という概念を取り入れみてください。
毎日が流動的に流れていく
僕は1日の中でも2、3時間おきに移動をしていて、同じ場所にとどまることがほとんどありません。1週間を振り返っても、同じ場所で仕事をしていることはほとんどない。それくらい移動を重ねながら過ごしています。
たとえば、午前中は海(都内)を見ながらテラスで仕事をして、昼食をとった後には、陽よけも何もないところで、日向ぼっこをしながらゆっくり過ごしながら仕事をしたりします。
暑さに耐えられなくなったら、別の街へ移動して涼しいカフェに入り、涼みながら創作活動に専念。
そこである程度作業が終わったら、やりたいことや行きたいところをまとめておいたリストをチェックして、行きたいと思っていた美術展に向かい、たくさんの刺激を受けます。
そんなこんなをしていると、だいたい20:00頃になっているので、帰宅するという流れです。
常に流動的に動いています。
こうやって移動をしていると、刺激やアイディアに触れて、ワークパフォーマンスが最大限引き出され、必要な作業時間もどんどん圧縮されていきます。
自宅から離れたくなる衝動
それで、
こうやって過ごしているうちに、今度は自宅から離れたくなってるのです。
毎日同じリビングの同じソファーで過ごして、同じベッド眠り、同じ場所から出発することが嫌になってきて、、、、
ちなみにこの傾向は年々ひどくなっていくばかり・・・
だから3、4日自宅にたら、家を出たくなり各地に飛び立ちます。それが出張の場合もあれば、撮影の場合もあれば、色々な理由をこじつけて東京から脱出します。
移動の中に人生がある
そう、とにかく移動が人生のメインと言っていいくらい動いていると思う。
だから、今では感覚的としては、自宅も旅先の一つ。そんな感じがしてくる。
こうなってくると、
「人生の中に旅がある」
のではなく、
「旅の中に人生がある」
というよりかは、
「移動の中に人生がある」
という表現の方がしっくりくる。
旅はとことん未来志向になれる
ところで、旅が良い点はいくつもあげられるけど、その中でも特に良い点はとことん未来志向になれることだと思う。
知らない土地で過ごすのだから、
1日目は何をしようか。2日目はどこで何を食べるのか。移動経路の確認から、ホテルの予約など、未来についてとことん考えて計画を練る必要が出てくる。
以前までは、「無計画に赴くままに」それがいいと思っていたのですが、それで旅をしてしまうと旅の面白さは半減していくばかり。
その場の思いつきで、行き当たりばったりだと、いざ観光地へ訪れていても休館している、17時には閉店しているなどが往々にしてあって、かなり時間をロスした経験が何度もあります。
とくに、離島になると店長の気分でお店が開いていたりしまったり。
東京と同じ感覚で行くと、とにかく後悔することが多かったのです
だから、旅をとことん楽しむには下調べと計画が必要だということを経験を持って知りました。
経験の深度を高める
また、歴史的建造物などを訪れた際に、その土地のバックグランドを知った上で見ると、面白さが倍増することも旅の中で初めてわかりました。
たとえば、京都の伏見区にある寺田屋。
ここは龍馬が襲撃された寺田屋事件として有名ですが、寺田屋の中で誰がどのように動き、どのように襲撃が展開されたのか、そして龍馬はこの窮地をどのように乗り切ったのか。
それが分かっていると、2階へ続く階段を見るだけでも感じ方が変わってkる。
「この階段を、お龍が裸で駆け上がり、龍馬に急を知らせたのか」などなど、色々な思いを馳せながら体験することができるから、より主観的に経験をすることができる。
結局、同じものを見たり、同じことをしても、吸収できることが人によって違うのは、こういうバックグラウンドを知っているかどうだなのだろう。
その経験がその後の将来に、血や肉となって生きてくるは、その時の経験一つ一つをどれだけ深く体験できるかで、それはバックグラウンドをどれだけ知っているかにかかっています。
こうやって、その土地のことも予め調べておくことも旅を計画することに入る。
旅は、こうやって未来を構想する力を養えるし、未来について考えていおるから常に楽しくいられる。
また、自然と計画性や戦略性も身についたりと、いろいろな恩恵を受けることができます。
今苦しんでいることが移動することで解決するかもしれない
このようなライフスタイルを送る中で思うことは、僕は絶対に会社勤めができない人間だということ。これは体質的に本当にむずかしこということ。
以前、会社に勤めていたことがあったのだが、本当に毎日、「鬱なんじゃないか?」と思うくらい、気分が沈んでいた。自分でもその原因がイマイチ分かりません。
別にやりがいがないわけでもないし、特に不満があるわけでも、人間関係が悪いわけでもなかった。
その本当の原因に気づいたのは、ほんのした出来事がキッカケでした。
まだカフェで仕事をすrことが当たり前でなかった時代に、ある日、MACを広げてカフェで仕事をしてみたのです。
その時、とても解放された感覚になれたのです。言いようもない解放感や気持ちよさに包まれました。
場所が変わるだけで、こんなにも気分が変わるものなのかと。
これはそのカフェが良かった。ということではなく、場所や光景が変わること自体が僕にとっては大切なんだと気付かされました。
この経験をきっかけに一体何が僕を憂鬱にさせているのか?と考えてみたところ、
「毎日同じ電車で同じところに向かい、同じオフィスの同じ席に座り、横も前も同じ人がいている」
このように同じ光景が連続して続くと、どんどん窮屈さやマンネリが続いて、それが生きているモチベーションを低下させていることに気づいたのです。
それから、場所の自由、移動の自由を人生のテーマにして、出来るだけ移動しながら違う景色の中で仕事をするようになりました。
きっと、これを読んでいるあなたも、そうかもしれません。
もし「やる気が起きない」なら、それは、やりたいことがないのではなくて、多分働き方の問題かもしれません。ぜひご自身にあったビジネススタイルを探ってみてください。
出来るだけ制限を取っ払って考えてみてください。