成長戦略よりI love 戦略を

今、取り組んでいるプロジェクトが、うまくいくかどうか。

それは圧倒的な創意工夫力と、その連続をどれだけ立て続けに起こせるか。しかも他人を凌駕するほどに。

そして、これが大切なことはおそらくほとんどの人が知っていると思います。

でもどうすれば、そうなれるか。が一番難しい。

努力という戦略をとってはいけない

そこで、圧倒的な創意工夫をしようと、圧倒的な創意工夫を積み重ねるために『努力する』という方法を選択する人がいます。

結論からいうと、努力をするという戦略は一番とってはいけません。
それは、努力とは本来はやりたくない嫌なことを自分に押し付ける行為だからです。

本当はいやだ。本当は面倒だと思うことを自分に押し続けることなんて人間にはできません。

たとえ可能だとしても、それはやる気に満ちは溢れている最初の3日間か7日間だけ。

満たされるのは一瞬だけ

それでも自分に鞭を打ち続けて、数ヶ月頑張ったとしましょう。そして目標が達成されたとしましょう。でも、それで嬉しい瞬間は目標が達成された時だけです。それ以外は地獄の日々なわけです。

ですから当然、自分を消耗しきって、燃え尽きてしまい、、、「もうやりたくない、、、」という風になってしまいます。

一発屋の傾向がある

また、もう一つ問題があります。目標を達成したしても、さらに難しいのは、その達成した状態の維持です。

成果を出しつづけるということをする必要があります。つまり一発屋で終わらないのために、創意工夫と改善は必要不可欠となってしまいます。

どうでしょうか。たださえやりたくない、面倒だとおもっているうことを目標を達成したとしてもまだ続けていかなくてはなりません。

遊んでいるという感覚に浸れるかどうかが鍵

そうなんです。努力をしている限り、そもそも続かないし、続かなければ創意工夫の連続は夢のまた夢。それでも頑張って鞭を打ち続けて頑張り続け目標に届いても嬉しいのはその瞬間だけ。また地獄の日々が始まるというわけです。

ということは、成功のポイントは、努力以外のところにあるということなります。

では、どのようにすればいいかというと、そのプロジェクトが遊び同然であればいいわけです。そのプロジェクトをすることが、趣味同然のように面白く、自分が夢中になって遊んでいる感覚に
なれればいいのです。

他の言い方をするなら、そのプロジェクトをどれだけ愛せるか。どれだけ子供のように可愛り育てられるかとう視点に立つと言う事です。

当然ですがプロジェクトが遊びとなってしまえば、タスク整理をする必要もありませんし、変にアクションプランを練る必要もありません。

なぜなら、遊び感覚でいると、あれもやりたい、これもやってみたい、という形で知らぬ間に色んなことにてをつけてはじめて、情報も勝手に仕入れるようになるので、知らぬまにプロジェクトが進んでいきます。

しかも、その過程でも自分が楽しんでいるゆえに、ドバドバアイディアが降り注いでいるのに、もはや気持ちが行動よりも先行してしま卯ような状態になっていきます。

つまり、たった1つ、シンプルに其のプロジェクトを愛することができれば、あとは全て自然と物事はうごしていきます。変なノウハウや知識などを学ぶ必要ないということになります。

其のプロジェクトについて考えるのが楽しいから、ずっと其のことについて思いをめぐらせ続けられます。そのプロジェクトに手をつけることが、まるで遊びのように感じるから、やっていても努力をしている感覚が1mmもない。

だから、自然と創意工夫の連続を起こせるようになるのです。

最初から何かを心底愛せる人などいない

ところが、、、、

最初から何かを愛せるほど好きになる人なんて1%もいないということも事実。

反対に最初から何かを心の底から愛することができる1%とは、天才と呼ばれている人たちです。音楽をするために生まれてきた人、アート、事業家、スポーツ選手など、それをすることが生まれつき定められていたようなひとです。

しかし、残りの99%は違います。最初から心の底から愛せるものを持っている人はいません。

愛着という言葉はモノだけではなく、仕事や自分の人生にもあてはまる

では僕を含めた99%の人はどうすれば良いのでしょうか。

それは自分のI love 戦略を立てることです。

通常、戦略とは目標を達成するために描かれるものですよね。

しかし、一番大切なのことは、いかに好きになれるか。いかに愛せるようになるかということです。

ですから、そのための戦略をたてましょう。自分がそのプロジェクトを「どんどん好きになっていく」ために戦略を描いていくのです。

自分にあった達成方法や、取り組み方、またはプロジェクトの内容、全てを自分が気持ちいい、たのしい、ワクワクする、と感じられるようなやり方に設計していくということです。

たとえば、机に向かって何かをすることが嫌な人は、どこか素晴らしい景色を歩きながら考えるような行動計画を立てたり、

そうやって、自分の好きな形で作った戦略に則って、行動を繰り返していると、不思議と其のプロジェクトのことがどんどん大好きになりのめり込んでいけます。

そして、のめり込むほどに自然と創意工夫を重ねるようになっていくのです。

これはお金で言えば複利なようなもので、1つ行動を起こして、好きになると、さらにその好きだと言う形が膨れ上がり、その上で行動を起こすと、さらにすきだという気持ちが増幅していくのです。そうやって雪だるま式に倍々ゲームのように情熱や愛情が膨れ上がっていくのです。

そうすれば自然と他人を凌駕するほど、其のプロジェクトにのめり込んで行けるのです。

また、自分がプロジェクトをすきになるための戦略の立て方は十人十色です。ポイントは、そのやり方や戦略をとることで、自分がたのしいか、たのしくないかです。

そして、このiLove戦略を立てる際にやってはいけないポイントはいくつかあります。

やってははいけないポイント

根詰めて何かをやり続ける

まず、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」というふうに自分にカルマを課すようにして追い込んで根詰めてやる方が多いかもしれませんが、これはやらない方がいいです。

自分を追い込む、根詰めるということは、それは逆を返せば、自分の心やこれ以上やりたくないと言っているにも関わらずやっていることになります。

この方法だと、当然ですが、好きで始めたことも最終的には嫌いになってしまいます。

2、結果を出そうと焦る

結果を焦ってはいけません。結果を焦るがあまりに、目の前のことを楽しんだり面白がることがなくなり、これも結果的に今やっていることが嫌いになっていく大きな原因となります。

これは趣味を仕事にしたことで、趣味が嫌いになってしまう人のパターンでもあります。一度嫌いになったものをもう一度好きになることはかなり至難の技ですし、他に好きなことを見つけるのも結構大変です。

3、遠回りでも、それが好きなら遠回りの方法を選ぶ

たとえばある目的地へ向おうとした場合、バイクで行く方法と飛行機で行く方法があっとします。

この場合、やってしまいがちなこととしても、最も早く効率的な道を選ぼうとして飛行機にのってしまうということです。

ですが、あなたがもしバイクにこだわりや愛着を持っていて、そのバイクを運転することに楽しさを感じるのなら、まよわずバイクを選びましょう。

先程も言いましいたが楽しんで行なうことで、好きな気持ちや愛着がどんどん育まれているき、やがては、それが大きな岩をも動かす大きな力となっていきます。

また、楽しんでいると、その経験から得られる吸収量が果てしなっくて広がっていきます。

4、密かに楽しむ

これはかなり大切なポイントといってもいいでしょう。
これからあなたがチャレンジすることを、もし周りに言ってしまうと、どうなるでしょうか。

たとえ周りの人がポジティブであなたのことを批判的にみるひとでなかったとしても、その達の反応は常に気になってしまうものです。

こんな状況のなかで、もし作品を作っているとしたら、その人たちの反応に合わせたものを作ろうとしてしまいます。その人たちの反応に寄せたもの。その人たちが喜びそうなものなどなど。

これも純粋に楽しめなくなる1つの要素です。

もちろん、相手が喜ぶものを作ることは大切ですが、それはある程度、あなたの世界観を気に入っているくれている、あなたの考えに共感している人でなければなりません。

誰しも構わずに、相手の顔色を伺い、相手にスゴイと言われるようなものを作る行為を迎合と言います。

今まで使ってこなかった脳みそを使う

これまで成功するための戦略を練ったことや、目標までの最短距離を走るための道筋を立てたことは誰しもあると思いますが、自分が愛着を持てる、そのプロジェクトを大好きになるためのI love 戦略をたてたことのある人はほとんどいないのでは無いでしょうか。

ゆえに、これまで使ったことのない脳みそ筋肉をつかうことなり大変な作業となるかもしれません。また本当にこんなことをやっていてい良いのだろうか。と不安になることもあるでしょう。

ですが、それで良いのです。

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