SEL1224G SONY αシリーズ超広角レンズ
SONY純正のフルサイズ専用の中で最も広角なレンズ、FE1224G。
今回はこのレンズは本当に購入する価値があるのかというテーマでお届けしていきたいと思います。
実際に撮影した写真なども紹介しながらお届けしますので、ぜひあなたにとって必要なレンズかどうかを見極めてもらえればと思います。
まずは装着した感じをご覧ください。
◆購入店:ビックカメラのオンラインストア
開封の様子
装着の様子 フード付き
装着の様子 フードなし
いかがでしょうか。
装着した感じは、やはりゴツイですね。
実際、重量は565gなので重いですが、装着してみると一気にプロ感が出るので、それはそれで満足できる印象もあります。
カメラの使い方は大きくは2つに分かれる
ではこのレンズ、果たして購入すべきレンズなのでしょうか。
その答えはズバリ、
・普段使いで使うケースが多いのか、
・本格的な撮影で使うケースが多いのか、
で決まってきます。
本格的な撮影とは・・・
あの建物を撮影したい!あの絶景をカメラに収めたい!などはっきりとした撮影目的が決まっているケースです。その撮影のために準備をして出かけるケースをさします。
それに対して、
普段使いで使う場合とは・・・
仕事や買い物、遊びなど撮影以外の予定で出かけるとき、ついでにカメラも持ち歩きたい場合です。
街に出かけたり、旅行先をブラブラしていると、ふとした時に良い風景やシーンに出会うことがよくあります。
そんな時、どうせならスマートフォンではなく、自前のカメラで撮影をしたいですよね。
建造物や大自然をカメラに収めたいのならSEL1224Gは必須
まずは、このどちらのケースが多いのかを考えてみください。
もし考えた結果、本格的な撮影をするケースが結構あるなら、SEL1224Gを検討する余地があります。
では、FS1224Gがどんな風景を撮影する時に向いているのかというと、
建築物と大自然の撮影にもってこいのレンズです。
旅行先に出かけると、絶対に綺麗に収めたい歴史的建造物やシンボル的な建造物に出会います。
ですが、建造物が車道に面していたりなどで、引いてその建造物を撮ることができないので、全体を収めることが難しいです。
でも、SEL11224Gであれば、そんな時も驚くバッチリ建物の全体を捉えることができます。
SEL1224G 撮影写真
たとえば、最近、筆者が訪れたのは、
岡本太郎さんが作った太陽の塔と、
安藤忠雄さんが建築を手がけた光の教会です。
これは、撮影することを目的として、にわざわざ訪れた建造物です。
太陽の塔については、なんと数十年の時を経て、太陽の中が公開されたんです。
小さな頃から一度はこの目で見てみたいと思い、その夢がやっと実現する!と思い、行ってきました。
しかし、撮影において難点がありました。空間全体をカメラに収め流には、あまりにも空間が狭すぎるということです。
ちなみに僕が普段使いしているレンズはFE1635zというもので、16mmの広角から35mmまでズームが可能なものです。
ですが、16mmの広角レンズを使っても、これまで空間全体を写真に収めるのは至難の技でした。
その結果、導入したのがこのレンズだったのです。
では、早速、FE1224Gで撮影した写真をご覧ください。
いかがでしょうか。
すっぽりと空間全体をカメラに収めることができますし、よりダイナミックに被写体を映し出すことが可能です。
以下は東京にある迎賓館です。
これも12mmだからこそ、端から端まで収めることができたものです。
16mmだとこううまくはいきません。
たとえば京都は、街中が歴史的建造物で溢れかえっています。
が、その建物はどれも小さく、その建物の中に入ってみると、空間が狭いゆえに引いて撮ることができずに全体を捉えることができません。
また、画質についてですが、さすがGレンズだけに、普段使いのFE1635よりも良い感触があります。
ですので、あの建物を撮りたい!あの風景の全体を捉えたい!という撮影目的があるのなら、ぜひこの1224Gで撮影してみてください。
広角っぷりがいいのはもちろんですが、画質も素晴らしい逸品だと言えます。