アイディアを煮込み忘れていませんか?(アイディアの深みとコクの出し方)
職業柄、常にアイディアを考えています。
次の打ち合わせでは、どんなアイディアを提案をしようかと企んでいる反面、いいアイディアがおりて来なければ、、、
それは良い仕事ができていないということにダイレクトに繋がってしまいます。
ただ、どうしても手が止まってしまったり、締め切り間近なのに何も浮かばないなんてことも少なくない。
決まって、そんな時は、だいたいアイディアを煮込み忘れた時だ。
アイディアの深みとコクの出し方
アイディアを煮込む
とは、
料理と同じで、アイディアも一晩寝かせてじっくりと時間をかけた方が深みやコクがでるということです。
これまでの経験から確実に言えることですが、長時間に渡り、アイディアを膨らませた方が閃く回数が確実に自動的に増えるのです。
そして、閃くアイディアと理屈的に考えて出すアイディアを比べた場合、圧倒的に閃いたアイディアの方が、人をひきつける魔力やエネルギーが宿っていて、実行に移したり、提案すること自体が楽しくなります。
ただ、これは、単に考える時間を増やそうということではありません。
たとえば、60分間、アイディア出しをするのであれば、一度に60分間考えるのではなく、
今日は15分だけ。そして明日も15分。さらに明後日、15分など考える回数を分けるということです。
こうやって考える回数の間にインターバルを設けることによって、次考えるまでの時間にアイディアが自然とおりてくるのです。
そして、また少しだけ考えてみる。すると、その後にまたアイディアが降りてきます。
街を歩いている時、映画を見ているとき、そこで得た情報と頭で考えていた事柄が突如としてリンクして閃きへと変わるのです。
そして、それを必ずメモをしておければ、それで仕事の8割は完了してしまうのです。
つまり、考える目的は、その場で良いアイディアを出すのではなくて、、閃くための下地を整えることだいうこと。
煮込む計画を立てよう。
そこでオススメしたいのが、アイディアを煮込むためのスケジュールをあらかじめ立てておくことです。
たとえば3週間後が提案日だとしたら、1週間前から着手するのではなくて、今日からアイディアを煮込みはじめるのです。
そして、そのためのスケジュールを予定帳に書き込んでおきます。
さらに考える時間は、1日10分、15分程度で構いません。
さらに、さらに、歩きながら考えても、電車の中でで考えても構いません。大切なことは、思いついたことはメモにとっておくことだけです。
そうすれば、提案日まで、そのアイディアは煮込まれ続けて、提案日の1週間前には、クリティカルなアイディアが出来上がっているのです。